コストダウンするための印刷屋の裏技。

「どん天」

印刷に使う版を減らします。

印刷する時は「版」を印刷機に取り付けて刷ります。

カラーは４色なので４版。

２色刷りは２版。

両面カラーなら表４版＋うら４版で８版必要。

「どん天」は版を半分に減らすテクニック。

２色のちらしは、うらと表で２＋２で４版使います。

どん天にするにはこの場合、右の２面に表面をつけます。

左２面がうら、右２面が表。あたまを中心に向けてつけます。（ちょっとわかりにくいか。。。）

ようするに、うらと表を同じ版につけるのです。

だから通常４版のところ２版ですむ。

こうすると、片面印刷して、版はそのままにして紙だけ左右ひっくり返せばうらと表
が刷れます。

（説明が難しいなあ・・・・わかるかなあ。。）

プリンターやコピーでも同じ。

うらと表、横に並べて付けたデータをプリントアウトして、紙だけ左右ひっくり返してまたプリントアウトすると、ちゃんとうらと表が印刷されます。

ただし、どん天をやるのは、かなりの条件がそろわないとダメ。

紙質、刷り色、サイズ、枚数・・・・・

印刷会社によっては、「どん天はやりません」というところもある。

リスクがあるので。

だから「どん天でやってください」と言われても無理です。

これは条件がそろった時に、印刷屋さんがこっそりと儲けるためにやる裏技です。

お客さんにはだまって。。。。

（今日もまたばらしちゃった・・・）

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