新聞を見ると、上と下の紙のはじがギザギザになってます。
よく見ると、その近くには小さな穴もあります。
これはある印刷方式の特徴の一つ。
これは「輪転機」という印刷機で刷ってます。
輪転機は刷る前の紙がロール状(トイレットペーパーのような)になっているのが特徴。
印刷した後に切って新聞のような形態にします。
その切った切り口がギザギザになります。
イメージ的にはセロテープを切った時のよう。ギザギザの歯で切りますよね。
近くの小さな穴は紙を引っ張るためのピンの穴。
この穴もよく見るとどちらかに引っ張られた感じがします。
輪転機は大量に(ものによりますが、十万近く~それ以上の部数)印刷する時にこの機械は威力を発揮します。
速く、大量に刷る機械。
新聞に入っている折込チラシもそうです。
はじがギザギザになっているチラシは大量に刷ってます。
(スーパー、マンション、車とか)
キレイにカットされているのは輪転機ではなく、平版といわれるいわゆる普通の印刷機で刷ってます。
どちらかというと数千から数万部まで。
その地域の八百屋さんとか、パートさん募集などはこの位でしょう。
ですから、紙のはじ(切り口)を見ると、大量かそうでないかわかります。
そして、私の会社は新聞の折込チラシも扱ってるので、その地域の各新聞の配布部数がわかります。
すると、この地域で輪転で刷ってたらだいぶ広い範囲に配ってるなあ、とか。
この地域はこの位の発行数だから、このチラシは何部位刷ってるか、とか。
予想することができます。(実際にはそんなことやりませんが)
今度折込のちらしを見たら、紙のはじを見て下さい。
私はやってます。(職業病ですな)
この内容で輪転かあ、がんばってるなあ、、、とか思いながら。
ぜんぜん意味ないですけどね。
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