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「設備投資の現状」

日本経済新聞。
製造業の設備が積極的になっているそうだ。

設備投資拡大の動きが大企業から中小企業に波及している。

商工組合中央金庫の調査によると、2005年度の中小企業の設備投資額実績見込みは2004年度を26%も上回っていた。

得意技術に磨きをかけるため、数億もの設備を積極的に投資している。

私達のような印刷会社も含め、製造業ほとんどの場合は設備がないと仕事が出来ない。

そして、その設備が高い。

なので設備を入れる時は、かなり慎重によく検討して入れないと命取りになる。

買ったのはいいけど仕事がこないとか、なにかの理由でうまく回らないことがある。

大手企業の下請け会社の場合、大手がその機械を入れて内製化してしまったら・・・

でも、機械買わないと仕事がこないし。

会社が倒産する理由で、「設備投資に失敗した」が結構多い。(印刷業の場合)

中古の機械屋では、倒産した会社に置いてあった機械とか、

支払いができなくなって手放した機械が出回っている。

我が社も億を超える機械を入れた時は、ちょっとでも機械が止まっていると

寒気がした。

また、機械を買いたいけど、「融資してもらえない」「リースが通らない」

という理由で買えない会社がすごく多い。

それでも、どうしても機械を買わないと仕事がこないので、ものすごく高い金利で借りることになる。

中小企業の製造業の現場では厳しい状況にある。




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