先日行った、自民党50年党大会でもらったパンフレット。
これを見て 「この印刷は難しい方」 と思ったことです。
難しい(刷りにくい)要因は、
・黒ベタの中に白ヌキの文字があること。
・しかも紙がぼさぼさしたラフ系の特殊紙
(ちょっと専門用語ですみません)
普通の本のように紙に黒で文字を刷るのは比較的楽なのですが、その白黒反対。
ようするに周りが黒で文字が白く抜けているもの、これは刷りにくいです。
しかも、ぼさぼさした紙はインクをたっぷりつけないとキレイに真っ黒になりません。
今度はインクをたっぷりつけると、細い線がつぶれてなくなってしまう。
印刷の時は紙にすごい圧力がかかるので、厳密にいうと印刷機に入る前の紙の大きさと
印刷機から出てきた時の紙の大きさは微妙に大きくなっている。
ですので、印刷面が微妙にずれる。
説明がうまくないのですが、こういうのが刷りにくいです。
また、インクがべったりのった印刷は印刷機から紙が出てきた時に、インクが上とか下の紙につかないように、白い粉をふりかけてます。
印刷が終わった直後、上から粉が落ちてる中を紙が通っていきます。
たまにベタが多い本を触った時に粉っぽいのはこのせいです。(写真集とか多いです)
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