印刷会社にとって、英語と日本語ではある意味、大きな差があります。
原稿を作る段階~印刷する版を作るのに、日本語特有のネックがあります。
それは簡単に言うと、「文字数の差」
文字には書体というのがあって、「明朝」とか「ゴシック」とかパソコンで文字を打つと色んな形の字が出てくると思います。
デザインや印刷業界では文字のことを「フォント」と呼んでいます。
かっこよく作るには色んな種類のフォントの中から、その雰囲気にあったものを選びます。
問題はここ。
英語の場合、26文字しかありません。
なので極端に言うとフォント1種類で26文字+記号など少々あればいいのです。
日本語の場合、ひらがな・カタカナ・漢字があるので1種類のフォントでも数百、数千の文字が必要になります。
買ったままのパソコンではかっこいい文字が入ってないので、後からフォントのソフトを買ってパソコンにインストールします。
もちろん1文字ずつ買うのではなくて、フォントパックになっていて、明朝・ゴシック・平成ゴシック・教科書体・・・・・・というセットで買うのですが、
このフォントが高い!
へたするとパソコン本体より高くなります。
本格的な印刷の出力用になると数百万円です。
フォントのソフトを作る時に日本語の場合、たくさんの文字をそろえなければならないので、ソフトの制作費がかかっているのだと思います。
街中のポスターとか看板とか、色んな種類の文字が使われていますが、文字の種類だけお金がかかっているのです。
結論。印刷業界にとって日本語はお金がかかります。
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