ページ数 同人誌印刷 用語集
同人誌印刷 用語集「ページ数」
同人誌(本)のページがどれだけあるかの数です。
同人誌印刷の場合、よく「表込みページ数」という言葉が使われます。
これは表紙を含めて総ページ数が何ページあるかという意味。
表1を1ページ目と数え、表紙をめくった裏面を2ページ、
本文は3ページから始まります。
本文が34ページで終われば、表3が35ページ、表4が36ページになり、
トータルで表込みページ数は36ページになります。
本文のページ数+表紙の4ページになります。
セットなどの料金表でページ数はすべてこの表込みページ数になっています。
一般的な書籍では表紙を入れずに本文が1ページから始まるものも多いです。
ページ数はその同人誌によって自由ですが、無線綴じといういわゆる背を糊でとめる製本方法の場合、
あまりにもページ数が少ないとうまく糊がつかず背だけ厚い本になってしまいます。
本文の紙が上質90㎏ならば最低20p、上質110㎏ならなんとか16pでも可能。
できれば最低24pくらいは欲しいですね。
厚いほうならば背が5cmでも大丈夫です。
紙とページ数によって厚さは変わりますが、辞書などはページ数が多いので薄い紙を使っています。
中綴じという背をホチキスの針のような針金でとめる本の場合、
最低8pから大丈夫です。
この中綴じの場合は逆に厚い本の限界があります。
コンビニなどで売っている週刊誌は厚くても中綴じがありますが、
あれば通常より針金が長いものを使っています。
週刊誌ほど厚い中綴じの同人誌は作ったことがありませんね。。
ページが多い本は背を糊でとめる無線綴じをオススメします。
ちなみにコーシン出版では本文はサイズとページ数により、
8p単位、16p単位、32p単位で印刷しています。
コストやスピードを考えると一番効率が良いページ数は
B5サイズの同人誌なら本文が16p単位、A5サイズなら32p単位の本が好ましいです。