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ログイン無線綴じ 同人誌印刷 用語集
同人誌印刷 用語集「無線綴じ」
本の背の部分を糊でとめる製本方法。
同人誌の多くがこの無線綴じ。
同人誌だけでなく、書店に並んでいる一般書籍も多くがこの無線綴じです。
上の写真を見ていただけるとわかりますが、糊で本文をかため表紙を接着しています。
無線綴じ以外で多いのは本の中心を針金でとめる中綴じです。
同人誌を作る時にこの無線綴じをする方法は大きく分けて2種類あります。
本文のページをバラバラに切って丁合というページ順に並べる作業をして製本する方法と、
コーシン出版ではこの2つの方法で無線綴じをしています。
本文を折って無線綴じをする方法を写真を入れてご説明します。
まず印刷した本文を折り機で折ります。
B5の同人誌の場合、最大でB2で印刷し3回折ってB5の16pにします。
折った本文を製本機に乗せます。
番号で1、2、3、、、と書いてあるのが折った本文を乗せるところです。
16pを5つ乗せると80pになります。
製本機を動かすと折られた本文がページ順に重なって流れていきます。
上の写真の手前から奥に本文が流れていきます。
流れてきた本文の背に糊をつけます。
糊がこれです。
この糊はホットメルトとも言い、熱で溶けます。
糊を製本機の窯に入れたところです。
糊は溶けて液体になります。
これを同人誌の本文の背につけます。
そのあとに表紙と合体です。
表紙がつくと両側から機械ではさみ、表紙が開かないようにします。
表紙がついた後は糊が冷えて固まるように、そのまま少し機械の中を流れます。
ある程度糊が固まったところで機械から同人誌が出てきます。
上の写真のグリーンのベルトの上に同人誌が乗って出てきます。
その後に天地、小口を切って同人誌の出来上がりです。
無線綴じ製本をする時は、糊の量の加減が難しいです。
少ないと表紙や本文がバラバラになってしまい、
多すぎると糊があまって背が厚くなったり同人誌の他の部分に糊がついてしまいます。