モアレ 同人誌印刷 用語集
同人誌印刷 用語集「モアレ」
同人誌の印刷でも原稿を見るとたまに現れる現象です。
これは避けたいですね。
モアレ(Moire)は、印刷やデジタル表示などで特有の視覚的な効果やパターンの現象を指します。
これは、異なるパターンや格子が交差したときに生じる、不快な干渉縞や模様のことを指します。
モアレは、通常、同じような密度や周期を持つ2つのパターンが交わるときに発生します。
例えば、二重の格子状の模様が重なる場合や、ドットパターンが特定の角度で配置されると、
視覚的な干渉が生じ、幾何学的な模様が現れることがあります。
以下は、モアレが発生する例の一つです。
〇印刷物のドットパターン
ドットを使った印刷物や写真などで、
異なるドットパターンが交わるとモアレが発生することがあります。
これは特に、新聞や雑誌などの印刷物に見られることがあります。
〇織物や柄物のテキスタイル
異なる繊維が交わる織物や、柄物のテキスタイルにおいて、
特定の角度や配置で干渉が生じ、視覚的な模様が現れることがあります。
〇デジタル画像やモニター上のパターン
デジタル画像やモニター上で表示されるパターンが、
ピクセルの配置や解像度と相互に作用してモアレが発生することがあります。
モアレは通常、望ましくない視覚効果と見なされます。
そのため、デザインや印刷においては、モアレが生じないように注意が払われ、
特にドットパターンや繊細な模様を使う場合には、
それを避けるための工夫や調整が行われることがあります。
同人誌の原稿はアミ点が多いため、モアレのチェックもしています。