ノンブル 同人誌印刷 用語集
同人誌印刷 用語集「ノンブル」
印刷物につけるページ数のことです。
ページの順番になります。
上の写真の場合88ページ。
同人誌でも一般書籍でもノンブルは原稿に入れます。
これがないとページの順番がわかりません。
ただ、同人誌などではノンブルを入れたくないという場合がまれにあります。
その場合は隠しノンブルといって、本の綴じ側(ノド)のほうに小さくノンブルを入れます。
その位置なら本になった時にほぼ見えません。
ノンブルは製本の時に特に重要になります。
印刷したあとに同人誌にするには本文をページ順にする作業があります。
その時にノンブルを見てページを順番にします。
折り綴じ本など8ページくらいの少ないページ数ならもしノンブルがなくても、
ページの順番見本を作って、それを見ながら製本できますが、
ページが多いと見本を作るのも手間がかかるためノンブルでの確認になります。
以前、同人サークルさんがノンブルを打ち間違えた時がありました。
その場合でもノンブル通りに本ができてしまうため、ページの順番が違ってしまいました。
あきらかに内容的に順番が違っている時には気が付く時がありますが、
だいたいノンブル通りにできてしまいます。
そういうことがないようにノンブルは慎重に入れましょう。
ノンブルを入れる位置です。
小説など周りが白の場合はページの中心の下、またはページの小口側の下(上の写真)に入れるのが通常です。
本の上に入れる場合もあるので、どこにでも入れることは可能です。
しかし、その本では統一したほうが読みやすいです。
ページによって下にあったり上にあったりだと見にくいです。
同人誌のマンガの場合、イラストやベタなどあるため統一して同じ位置に入れるのが難しい場合があります。
ページの下がほぼベタの場合はノンブルが入れられません。
その時はそのページはコマの間とか、ノドになるページの内側とか入れられるところに入れます。
わかりにくいですが無いとページがわからないので、どこか入れられる所にいれましょう。
もちろん統一して同じ場所にあれば見やすいしベストではあります。